宮脇檀の「いい家」の本―もっと家について考えてみませんか?
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宮脇檀の「いい家」の本―もっと家について考えてみませんか?
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ジャンル: | 本
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セールスランク: | 178219 位
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発送可能時期: | ご確認下さい
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参考価格: | ¥ 199 (税込)
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読んで損は無い
少し前の本ですので、現時点で評価することはフェアでないかもしれません。先にことわっておきます。
学として、または自分の家を欲しいと思っているなど、建築に関心がある人にとって、読んで損する内容ではないです。
目から鱗の部分も多々有ります。
しかし、鼻につくのです。
「日本の建築(街並み、住居内外)は美しくない」「歴史と伝統を大切にする外国(主に欧州でしょう)を見習うべきだ」というのは、結局一つの価値観(好悪)に過ぎないのではないでしょうか?また、たとえそれが正しいとしても、経済・政治状況も加味した必然であると個人的には思うのです。つまり我々は、敗戦国であり、一例を挙げると、和服を着ている人はほとんどいなくなった国なのです。
さらに、「人間は美を求めなければ生きている意味がない」という価値観はいかがなものなのでしょう?美を求めない人間は、鈍感で怠惰なだけなのでしょうか?
機能最優先・経済効率最優先は、間違った価値観でしょうか?
「地域調和(外見の)を考えないのは、自由のはき違いだ」というような記述もありました。
価値観の相違といってしまえばそれまでですが、言い切られると「外国かぶれね」と思ってしまいます。
評価は3.7ですが、中間がないので4にしました。
きっかけ
建築の学生、仕事をしている方に限らず、誰でも楽しめる本です。建築の本についてあまり関心がなかった私は、知り合いの先生がこの本を譲ってくれたことがきっかけで建築の大ファンになりました。いい椅子の選び方から、市販されているシステムキッチンの欠点など日常生活でいつもふれているものの中にどう豊かさを見つけていくかを教えてくれる本です。マイホームがほしいとおもっている方にはぜひ見てもらいたい本です。きっと豊かな暮らしのできるアイディアを見つけられると思います。
建築家の良心を感ずる本
筆者はすでに故人ですが、この本を読むとこの人に我が家の設計を頼めないことが残念に思える本です。住宅の設計を得意とした筆者がどれほど建築を愛していたかが偲ばれます。これから家を建てる人にはお勧めの本です。
気楽に読める住宅づくりのエッセンス
リビングルームはなんのために必要なのか、子供部屋は本当に必要かなど、私たちがあたりまえと思っていることを考えさせてくれる。気楽に読み進んでいくと、日本の貧しい住宅地の風景や町並みに話が進み、「この国のかたち」が住宅を通して見えてくるような気がする。
PHPエディターズグループ
たたかうマイホーム―住まいの現在、家族の未来 男の生活の愉しみ―知的に生きるヒント (PHP文庫) 男と女の家 (新潮選書) 宮脇檀の住宅設計テキスト 住まい方の実践―ある建築家の仕事と暮らし (中公新書)
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